EC2のストレージのボリューム使用率が50%くらいになっていたので、ログファイルやバックアップファイル、tarで固めた残骸ファイルなど確実に不要なファイルを削除。
45%まで下がりました、大丈夫だとは思うけどこの機会に増設しておこうと。
EC2インスタンスを作成する際にストレージの作成があり、とりあえずデフォルトの8Gあればいいかと思いEC2インスタンスを作成してました。
今回はデフォルトで作成した8Gを16Gに増設したいと思います。
やり方はネットにあったのですが、一通り完了するまでには複数ページを参照する必要があったので手順をこのページにまとめました。
AWSマネージメントコンソールにてEBSボリューム拡張
EC2ダッシュボードより、ボリューム→増設するボリュームを選択→アクション→ボリュームの変更と進みます。
ボリュームの変更ダイアログが表示されるので、サイズを16にして変更ボタンを押します。
状態(赤下線の部分)が100%になるまで待ちます。
続いてSSHログインしてコマンド操作します
df -hコマンドで確認、まだ8G(7.8G)のままです。
[root@ip-10-0-0-999 ~]# df -h ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置 devtmpfs 484M 56K 484M 1% /dev tmpfs 494M 0 494M 0% /dev/shm /dev/xvda1 7.8G 3.5G 4.3G 45% /
lsblkでブロックデバイスの一覧を表示します、TYPE「disk」の「xvda」のSIZEが16Gになってます。(AWSコンソールで拡張する前のlsblkのエビデンス取ればよかったな…)
[root@ip-10-0-0-999 ~]# lsblk NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT xvda 202:0 0 16G 0 disk └xvda1 202:1 0 8G 0 part /
パーティション(xvda1)のサイズが8Gのままなので16Gに拡張します。
growpartを使用してパーティションを拡張します。
growpart発行後にlsblkで確認、サイズ16Gになってます。
[root@ip-10-0-0-999 ~]# growpart /dev/xvda 1 CHANGED: disk=/dev/xvda partition=1: start=4096 old: size=16773086,end=16777182 new: size=33550302,end=33554398 [root@ip-10-0-0-999 ~]# lsblk NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT xvda 202:0 0 16G 0 disk └xvda1 202:1 0 16G 0 part /
ここでdf -hで確認、こっちのサイズは8G(7.8G)のままです、
[root@ip-10-0-0-999 ~]# df -h ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置 devtmpfs 484M 56K 484M 1% /dev tmpfs 494M 0 494M 0% /dev/shm /dev/xvda1 7.8G 3.5G 4.3G 45% /
最後にresize2fsでファイルシステムを指定して拡張します。
df -hで確認、16Gになりました。
[root@ip-10-0-0-999 ~]# resize2fs /dev/xvda1 resize2fs 1.42.12 (29-Aug-2014) Filesystem at /dev/xvda1 is mounted on /; on-line resizing required old_desc_blocks = 1, new_desc_blocks = 1 The filesystem on /dev/xvda1 is now 4193787 (4k) blocks long. [root@ip-10-0-0-999 ~]# df -h ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置 devtmpfs 484M 56K 484M 1% /dev tmpfs 494M 0 494M 0% /dev/shm /dev/xvda1 16G 3.5G 13G 22% / [root@ip-10-0-0-77 ~]#
完了!